皆さん、こんにちは。
東京都町田市を拠点に、地盤改良工事を手掛けている株式会社スフィーダです。
不景気の影響・物価高などにより、より安定した仕事を得て、確実な収入につなげたいと思っている方もきっといらっしゃるのではないでしょうか。
しかしながら、最近の情勢では生活もままならないかもしれません。
そのようなときに確かな安定性が強みなのが、土木作業の仕事です。
土木作業の仕事は需要も高く、給料もいい傾向が見られます。
今回はその土木工事の中における、地盤改良作業員について説明します。
中でも、必要な資格に焦点を当ててみましょう。
資格の有無はどのような仕事上相応の影響力がございますが、それは地盤改良作業員も同じ。
有利に就職・転職ができて、待遇も良くなり、将来のキャリアアップを狙えます。
まずはどのような資格があるのか、詳しく見てみましょう。
■地盤改良作業員として活躍するため、有利な土木系の資格
地盤改良作業員として活躍するために必要な土木系の資格があります。
資格取得でより幅広い地盤改良の仕事を任される機会が増えてまいりますが、実際にどのような資格があるのかいくつか紹介しましょう。
・大型運転免許
地盤改良作業員として活躍するためにまず取得しておきたい資格、それは大型運転免許です。
地盤改良作業員の求人情報を見ると、「大型運転免許取得者優遇します」などが掲載されていることがございます。
これは地盤改良に必要な重機を運ぶ際に、大型トラックやダンプカーなどが必要なためです。大型運転免許を取得している地盤改良員なら、運搬に支障が生じません。
大型運転免許は地盤改良以外の土木工事に携わるときにも重宝する資格。
もし地盤改良作業員以外の業務に就く機械や転職の機会があっても、大型運転免許を取得しておくことで仕事を得やすくなるでしょう。
・車両系建設機械運転者(パワーショベルなど)
車両系建設機械とは、動力を用いて自走できる機械のことです。
具体的には、ブルドーザー・トラクターショベル・ドラグショベル・くい打ち機・くい抜き機・ローラ・コンクリートポンプ車・ブレーカーなどがあります。
地盤改良でも様々な車両系建設機械が用いられます。
車両系建設機械運転者の資格は次の4種類です。
① 整地・運搬・積込み用及び掘削用
② 基礎工事用
③ コンクリート打設用
④ 解体用
このうち、地盤改良で特に役立つのがバックホーの運転が可能となる「①整地・運搬・積込み用及び掘削用」や地盤改良機が操縦可能となる「②基礎工事用」です。
① 整地・運搬・積込み用及び掘削用:
講習時間は38時間で、指定日時で連続5日間受講しなければいけません。
例外は大型特殊免許を取得している場合などで、14時間(2日間)の受講で資格を取得できます。
② 基礎工事用:
講習時間が39時間(5日間)で終わりますが、他の資格を持っていると短くなります。
例えば、整地・運搬・積込み用及び掘削用の資格を持っていれば25時間(4日間)になり、移動式クレーン運転士免許所持者であれば、9時間(2日間)で受講修了です。
受講期間が短くなると、受講料も安くなります。
・住宅地盤技士
住宅地盤技士は住宅地盤技術者認定資格とも言い、住宅地盤の調査スキルや機器などについて詳しい知識を持っていることを証明する資格です。
住宅地盤技士には、調査と設計の2部門あります。
それぞれの部門はさらに2つに分かれ、実務者向けの「住宅地盤技士」、指導・監督者向けの「住宅地盤主任技士」となっています。
このうち、「住宅地盤主任技士」は上位資格です。
資格試験は筆記式になっていて、「住宅地盤技士」は択一式30問、「住宅地盤主任技士」は択一式23問(計算問題と記述問題)です。
資格の有効期間は試験に合格した年度の翌年度から4年間で、資格を更新したい場合はNPO住宅地盤品質協会が指定するセミナー・研修などを受講しないといけません、
■【地盤改良工事×AI】 仕事がなくなるどころか、未来はより働きやすく
地盤改良にAIを導入する動きがあります。
導入することでどんな変化があるのかを見てみましょう。
・簡略の事務処理! 施工に集中して短時間で高品質な施工へ
将来的には地盤調査にAIを導入することで、事務処理が簡略化されます。
得られたデータの整理・解析・グラフ化・レポート作成などの作業がすべて自動化されるからです。
自動化されれば人間が行う作業も少なくなるだけでなく、作業ミスも減ります。
人件費は削減されるので、コストは低くなり、精度の高い地盤調査をスピーディにできるようになります。
これまでかかっていた工程からすると、驚くほどの効率化ぶりと低コスト化です。
・【AIの代替不可!】地盤改良工事の作業員への需要は将来も有望
地盤調査にAIを導入することで、事務処理の手間が大幅に軽減し、採取した地盤データの解析をAIが代わりに行ってくれます。
そうなると、事務員や調査員の仕事が減ることになるでしょう。
将来の仕事のことが不安にもなります。
しかし、地盤改良工事においてAIができることには限界もあります。
実際の工事はできませんし、調査自体でも人間の作業が必要な部分もあるのです。
つまり、地盤改良の分野にAIが導入されても、将来的に地盤改良工事員の需要が下がるわけではありません。
今後も仕事はたくさんあります。
地盤改良においては調査も工事も必要不可欠なものですが、これからはAIで代替できる部門と代替できない部門で、仕事の内容も変わっていくことでしょう。
■需要の高さと将来性が見込まれる地盤改良業界で資格を取得するメリット
地盤改良業界は需要も高く、将来性が見込まれる分野です。
そんな分野で資格を取得するメリットが何かを考えてみましょう。
・自身のスキルセットを、客観的に評価してもらえる材料に
地盤改良工事における資格のメリットを考えるために、1つの例を挙げてみましょう。
パソコンのExcelの資格についてです。
就活の面接で次のような2人の応募者が来たとします。
「Excelはそこそこできます。どのような場面で利用することになるか分かりませんが、パソコン作業をある程度こなせます」
「Excel 2019 エキスパート 上級の資格を持っています! 絶対参照や相対参照、SUM関数などを使えて、エクセル入力を自動化してテンプレートを作ることもできます」
採用担当者がどちらを採用したくなるかは明らかでしょう。
採用担当者は新しく応募してきた人の能力やスキルは分からないものですが、資格を取得しているとなると、どれくらいの仕事をこなせるか目星を付けやすくなります。
今後への期待も高まるでしょう。
これは地盤改良工事でも同じことです。
資格を持っている人の方が有利な条件で採用され、将来のキャリアアップ、待遇改善も比較的スムーズに進む可能性も強まってまいります。
【まとめ】土木系の資格を取得し、改良工事で安定した仕事に就き、キャリアアップへ
今回は、地盤改良工事における資格についてまとめてみました。
地盤改良工事で活躍するためには、ぜひとも資格を取得しておきたいところ。
地盤改良に役立つ土木資格はいろいろあります。
記事でその中の一部を紹介しました。
ぜひ皆さんも、地盤改良工事で使える資格を取得してみてください。
資格取得者は就職・転職時も有利で、安定した仕事にも就きやすく、将来のキャリアアップも視野に入っていくでしょう。
がんばってください。
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