土木の仕事はどんな種類がある? 幅広い土木系の仕事内容をご紹介!


皆さん、こんにちは。

東京都町田市を拠点に、地盤改良工事を手掛けている株式会社スフィーダです。

土木の仕事は、人々が快適かつ安全に暮らすために必要不可欠です。災害大国である日本では、今後も土木工事の需要が減ることはないでしょう。


一口に土木の仕事と言っても、仕事内容は多岐にわたります。


土木の仕事に興味はあるけれど、どのような仕事をするのか分からないという方も、中にはいらっしゃるのではないでしょうか?



そこで今回は、土木系の種類や仕事内容について詳しくご紹介します。




■土木工事の具体的な仕事:12種類を紹介



土木工事とは、土木構造物の設計、建設、保守、修繕などの工事のことです。


土木構造物には、道路や橋、トンネル、ダム、防波堤、水門、鉄道などが含まれます。


仕事内容は多岐にわたりますが、一般的な土木工事は12種類に分けられます。




1. 道路工事

地面にアスファルトやコンクリートを敷き固め、人や車が安全に通行できるようにする工事。


道路工事には、次の二種類の工事がございます。

① 修繕工事:新しく道路をつくる新設工事や道路の穴やひび割れなどの修繕、ラインの引き直し、標識やガードレール取替など

② 改良工事:道路の幅を広げたり、バリアフリー化を図ったりなど



2. 橋梁・高架橋工事

河川や海、地面の上に橋をかける工事です。


橋梁は橋の本体である上部構造、橋台や橋げたなどの下部構造に分けられます。


まず橋脚をつくり、橋げたを設置、その後に橋本体をつくるのです。


橋にはコンクリート製、鉄製などさまざまな種類があります。



3. トンネル工事

山や水中、地中などのトンネルをつくる工事です。


トンネルには、道路や鉄道としてだけではなく、上下水道、ガス管、電線などを通す目的も。



4. 上下水道工事

地下に上下水道の配管の設置、点検、維持・修繕、古くなった水道管の交換などを行う工事です。


安定した水供給で人々の暮らしを支える役割があります。


一般的に上下水道工事は、掘削作業、配管据付、舗装を行います。



5. 農業土木工事

農業に関するインフラ整備を行う工事。

農地の保全能力、生産性の向上を目的としており、下記の二種類がございます。


① 農用造成工事:埋土や盛り土、区画整理、排水改良などにより、農地として使用する土地に変える

② 灌漑(かんがい)水道工事:用水路を設置し、河川や地下水から水を引く



6. 森林土木工事

森林の整備、土砂崩れ防止を目的としています。


森林土木工事は下記の二種類があります。

① 林道工事:森林の道路の新設、改良、災害復旧など
② 治山工事:土砂崩れなどで崩壊した森林の再生や整備
※災害から集落や農地を守るための防災林の造成も、この治山工事に含まれます。


森林土木工事を行う際は、環境への配慮が求められるでしょう。



7. 砂防工事

土砂崩れや河川の氾濫などの土砂災害を防ぐ工事です。

山の斜面に植林や壁、柵の設置をしたり、堰堤を川に設置して石をせき止めたりします。


森林火災が発生した土地の緑化、川の氾濫が発生した場所を公園として活用することも砂防工事の一つです。



8. 河川工事

河川の水害の防止、減災、水域の整備を行う工事です。


例えば、水害を防ぐために堤防や水門を設置したり、河底が削られないようにコンクリートブロックなどを設置したりします。


河川では、上流、中流、下流のどこを施工するかによって、工事内容が異なります。

上流では、砂防工事、地すべり防止を行う場合もあります。



9. ダム建設工事

建設予定地を掘削後、コンクリートや土砂、岩石などで地盤を固めてダムをつくります。


ダムは水力発電、水害防止を目的とした貯水池ダム、土砂災害を防止するための砂防ダムに分けられます。



10. 海岸工事

津波、高波、高潮などによる災害防止、自然環境の保全などの役割を持ちます。


堤防・護岸工事、突堤・消波堤工事、人工リーフ工事、浚渫工事などの種類があります。


場合によっては、潜水が必要となります。



11. 空港工事

空港の新設、改修、解体などを行う工事。

空港に関する設備や施設も対象となります。


陸上の場合は、用地造成工事の後、建築工事、舗装工事。海上の場合は、護岸工事が終わった後、埋め立て工事をします。



12. 土木造成工事

土地を整備する工事のこと。

建物を建てる前に土地をならし、機能を整える目的があります。


地盤が弱い、土地が変形している、高低差があるなどに、土木造成工事が必要になるのです。


環境によって切土、盛り土、埋め立て、地盤改良などを行います。




■スフィーダが提供している「地盤改良工事」 ①基礎工事の段階の一工程



建築土木と地盤改良工事には、深い関係があります。


どのような関係なのか、建築土木工事全工程を見ていきましょう。


・建設土木工事全工程

 ①基礎工事
 ②躯体工事
 ③外装工事
 ④内装工事
 ⑤設備工事
 ⑥外構工事
 ⑦全体指揮



・地盤改良工事は

①基礎工事の一工程

基礎工事とは、地面と建物をつなぐ土台のようなものをつくる工事です。倒壊や崩壊を防ぐ重要な役割を持ちます。


もし基礎工事が疎かになると、建物の耐久性が低下します。

最悪の場合、災害時に建物が倒壊する恐れもあります。


地盤改良工事は基礎工事の一工程です。

地質調査の結果により、軟弱地盤にはベタ基礎や地盤改良、杭工事などを施します。


地盤改良工事によって、建物の耐震補強、耐久性向上、長寿命化を実現するのです。



②躯体工事

躯体工事は「建て方」とも呼ばれ、柱、梁、壁、床、天井板などの建物の骨組みをつくります。

建物において重要な工程の一つです。


躯体工事には、下記の5工程がございます。

工程1:鉄筋工事
工程2:鉄骨工事
工程3:木造工事
工程4:型枠工事
工程5:コンクリート打設



③外装工事

窓や外壁、屋根などの設備や装飾をつくる工事のこと。

紫外線や雨風から建物を保護する役割があります。


また外壁は住まいの顔とも言えるため、施工には高度な技術が求められます。


基本的に外装工事の完了後に点検し、足場の解体が行われます。



④内装工事

内装工事は床や壁、天井などの建物の内部をつくる工事です。


壁紙工事、塗装工事、ボード工事、建具工事、左官工事、床仕上げ工事など、さまざまな種類があります。


店舗の場合は、電気や水道、ガスなどの設備工事も含めて内装工事と呼ぶこともあるでしょう。



⑤設備工事

電気設備やガス設備、空調設備、給排水設備など、生活に必要な設備を整える工事です。


危険な作業を伴うので、それぞれ専門知識を持つ業者が施工します。



⑥外構工事

敷地内の歩道、駐車スペース、フェンス、ブロック塀などを整備する工事。


芝張りや植栽などの造園工事を行うこともあります。



⑦全体指揮

現場監督は全ての工程に関わり、現場全体を把握し、事故なく安全に、そして工期内に工事を終えることができるように指揮監督する重要な役割を担います。


実際に作業するのではなく、管理業務を行うことが仕事です。




■【年収比較】土木作業員と地盤改良工事


今度は、土木作業員と地盤改良工事の年収を比較していきましょう。


地域や経験年数にもよるが、土木作業員の平均年収は415万円だと言われています。


地盤改良の仕事に注目すると、年収は422万円。

地盤改良工事員は土木作業の中でも専門的な知識や施工スキルを必要とするので、年収がやや高い傾向にあります。


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経験年数よりも個々の努力や実力を評価し、しっかり還元していきます。


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株式会社スフィーダは、神奈川県相模原市を拠点として地盤調査・地盤改良を行っています。昨今の大地震にも耐えうる強力な地盤づくりを目指しております。


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