建設業の今後10年はどうなる?業界の現状と求められる人材を徹底解説!  

皆さん、こんにちは。東京都町田市を拠点に、地盤改良工事を手掛けている株式会社スフィーダです。


現在建設業界で働いている方や、これから建設業界で働いてみたいと思っている方のなかには、「今後も安定して働けるのだろうか」「どんな人材が求められているのだろうか」など、疑問や不安を抱えている方もいるでしょう。


この記事では、建設業界の現状や今後10年の見通し、求められる人材などについて解説します。




■建設業界の現状



まずは建設業界の現状において大きな課題となっている「人材不足・高齢化問題」と「建設資材価格の高騰」の2つについて解説します。



・人材不足・高齢化問題

少子高齢化による現役世代の減少によって、建設業界では人材不足と高齢化問題が課題となっています。労働人口全体の現役世代が減少しているうえ、建設業界では業界に対する悪いイメージから若者に敬遠されやすい点も一因となっています。


建設業界に対して「きつい・汚い・危険」の頭文字をとった「3K」のイメージをもっている人も多く、過酷な労働環境ではないかと考える人も少なくありません。しかし、近年では働き方改革が進んでいることもあり、以前に比べるとかなり改善されているケースが多いです。人材不足を解消するためには、働きやすい環境であることをアピールし、積極的に若手人材を確保していくことが重要です。


また、現役世代の減少により、建設業界全体における高齢人材の割合が多くなっている現状も問題視されています。高齢人材が退職してしまうと将来的に生産体制を維持していくのが難しくなると予想されるため、若手人材の入職促進と定着が課題となっています。



・建設資材価格の高騰

建設資材価格の高騰は、電力料金の上昇や人件費の上昇、輸送コストの増加など、さまざまな要因が関わっていると考えられています。また、ウクライナ情勢や円安の進行などの国際的な要因も関わっているため、日本だけですぐに解決できる問題ではありません。


長期的な視点をもった計画や対策が求められており、建設現場でも生産性の向上のための取り組みや価格転嫁、調達方法の工夫などが課題となっています。




■建設業界の今後10年はどうなる?



建設業界の今後10年の見通しについて、「待遇の改善」と「労働環境の改善」の2つの観点から解説します。



・待遇の改善

建設業界では、国土交通省が『建設産業における技能労働者の処遇改善に向けた取組』を推進し、適切な賃金水準の確保や社会保険加入の徹底などが進められています。各企業においても、能力に見合った給与となるよう評価制度を見直したり、福利厚生をより充実させたりしていくことが予想されます。


出典:国土交通省「建設産業における技能労働者の処遇改善に向けた取組」



・労働環境の改善

建設業界では、国土交通省が「建設業働き方改革加速化プログラム」を作成し、労働環境の改善に関する具体的な取り組みを示しています。長時間労働の是正として週休2日制の導入を後押ししたり、生産性の向上に取り組む建設企業を後押ししたりするなどしています。


各企業においても、ICT技術の導入による生産性向上や、勤怠管理システムなどの導入による業務効率化など、労働環境の改善に向けた取り組みが期待されます。


出典:国土交通省「建設業働き方改革加速化プログラム」




■建設業界で求められる人材



人手不足やIT化、AIの導入など、今後も労働環境の変化が予想される建設業界で今後求められる人物像について解説します。



・現場と管理をつなぐコミュニケーション力がある人材

建設現場では多くの関係者と連携しながらプロジェクトを進めるため、コミュニケーション力は重要なスキルのひとつです。相手の意図を正しく汲み取ったり、指示や意見を明確に伝達したりするなど、現場がスムーズに進行するようなコミュニケーション力が求められます。



・デジタルスキルを持つ人材

建設業界では、技術の進化に伴い、常に新しいスキルを学んで活用する姿勢が求められます。具体的には、最新のITツールやシステムを使いこなす能力や、デジタル化に伴うリスクを理解してセキュリティ面に配慮できる能力などが考えられます。




■建設業界で働く魅力



技術革新や働き方改革が進むこれからの建設業界で働く魅力について解説します。



・社会貢献度の高さ

建設業界は、住宅や商業施設などの建物や、道路や水道といった生活インフラなど、人々の生活を支える社会貢献度の高い業界です。人々の生活環境を直接的に形成しているため、成果が目に見えやすいことからモチベーションも維持しやすいでしょう。


また、災害の復旧や防災対策などに携わるケースもあり、人々の暮らしや命を守っていることを実感できると、よりやりがいを感じられるでしょう。



・安定した需要

建設業界は、公共事業や民間の工事など幅広い需要を抱えているため、安定した業界であるといわれています。都市再開発やインフラの老朽化に伴う修繕工事、住宅需要の高まり、防災対策としての耐震工事や耐火工事など、今後も安定した需要が見込まれます。



・キャリアアップの可能性

建設業界は今後も安定した需要が見込まれることから、キャリアアップのチャンスも十分に広がっています。現場監督やプロジェクトマネージャーなどのマネジメント職でキャリアアップを目指しても、専門性を高めて特定の分野のスペシャリストとして活躍するのを目指すのもよいでしょう。




■まとめ



建設業界では人材不足や高齢化問題、建設資材価格の高騰などの課題を抱えており、改善に向けた取り組みが必要とされています。働き方改革が進んでいることもあり、労働環境の改善も進んでいることから、今後は働きやすい環境がより整っていくことが期待されます。


技術革新が進む建設業界で活躍するためには、コミュニケーション力やデジタルスキルが重要です。今後も安定した需要が見込まれるため、経験を積みながらスキルアップや資格取得などを目指し、建設業界で活躍する人材として成長していきましょう。




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